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学者のウソ [学者のウソ]

      2017/09/16

学者のウソ最近になって、本を読む際に書き込みをしながら読むようになった。面白いところや気になった箇所に傍線を引いたり、一言書き加えたり。
『学者のウソ/掛谷 英紀/ソフトバンク新書』を読んでいる間、傍線を引きまくった。本書が実に面白かったからだ。本書は4部構成で、目次は以下のとおり(この目次を見ただけで興味津々)。

第1章 学者のウソ
住基ネットワークのウソ
ゆとり教育のウソ
ダム論争のウソ
理系学者のウソ
文系学者の大ウソ
ウソが生まれる背景
第2章 本来の学問
自然科学の方法論
自然科学の困難
文系学問の困難
ポストモダンの学問
第3章 学歴エリート社会の罠
マスコミエリートの倫理破綻
エリートによる「弱者ごっこ」論法
利己主義の暴走
既得権益としての学問エリート
道具化する倫理
第4章 ウソを見破る手立て
学歴エリートに騙されない方法
言論責任保証の試み
新たな技術が社会を変える

章が進むにつれて著者の筆に熱がこもってくる。マスコミ、フェミニスト、そしてそれらを含む知的エリートたちをこれでもかと糾弾する。
小生、疑り深い性質で、報道や噂をあまり鵜呑みにしない。普段マスコミ報道(特に「報道ステーション」や「ニュース23」などの偽善的ニュース番組)に接して、“言ってることが何か変だな”と感じていた点を本書は解き明かしてくれていて、とてもスッキリした。学問の方法論についてもわかりやすい解説になっている。
今進められている「少子化対策」なんて、税金の無駄遣いとしては公共工事以上に悪質だね。

 - 社会, 読書