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脳にとって良い習慣とは何か 『脳が冴える15の習慣』

      2017/09/16

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める / 築山節 / 生活人新書
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

『脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める』、20万部突破だそうです。それだけ頭をスッキリさせたい人が多いってことなのでしょう。はい、小生もその一人です。最近頭の動きが鈍ってるよなあと切実に感じているので(昔は鋭かったのかというつっこみはなし)。
ザーッと読んでみると、他で耳にする事柄も多いが、読みやすく整理されて書かれているのでとてもわかりやすい。よく眠る、決まった時間に早起きする、雑用をこなす、ルールを作る、片付ける、書く、話す、などなど。
言われてみれば、どれも満足にできていない。頭がぼんやりして当然なのか。中でも一番気になったのは「習慣6 思考の整理 忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう」。小生はとにかく整理整頓ができない。整理ができないケースは二つあって、前頭葉の耐力が低い、もしくは整理する習慣がない、だそうだ。小生の場合どちらもあり得るなあ。特に二つ目(これが習慣6)にはドキッとさせられたので、少々長いが書き写しておく。

 ところが、世の中にはうらやましいほど要領の良い人たちがいて、比較的初歩的な仕事であれば、そんな整理をしなくても、直感力と応用力の高さで何となくできてしまう。学生時代で言えば、計画的に勉強しなくても試験では結果を出せるようなタイプです。そういう人たちは、整理しない分仕事が速いので、若い頃には優秀に見える場合があると思います。
しかし、そういうやり方が通用するのは、はっきり言えば、若いうちだけです。
どんな業界でもそうだと思いますが、ある程度立場が上がってくると、必ず個人の限界を超える範囲の問題を見なければならなくなってきます。二〇個の仕事であれば、整理しなくても全体が見通せていた要領の良い人でも、一〇〇個の仕事となるとそうはいかないでしょう。必ず混乱したり、大事な問題を見落とすようになってきます。

注文をつけるとすれば、それぞれの習慣がどのように脳に作用するのか、そのメカニズムを教えて欲しかった。この手の新書ではそこまでは無理か。別の本を探そう。

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