すぐびん

山歩き、読書や工作、おじさんの遊んでいる様子

検索

面白そうな新刊本チェック ―早川書房 2012年5月

      2017/05/11

「ハヤカワ・オンライン・ニュース」で新刊チェック。

  • 『それをお金で買いますか──市場主義の限界』 マイケル・サンデル 2,200円〈ハヤカワ・ノンフィクション〉
  • 『天冥の標6 宿怨 PART1』小川 一水 756円〈JA〉
  • 『特捜部Q ―Pからのメッセージ―』ユッシ・エーズラ・オールスン 1,995円〈ハヤカワ・ミステリ1860〉(6月上中旬予定)
  • 『ベヒモス ―クラーケンと潜水艦―』 スコット・ウエスターフェルド 1,680円〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ5004〉(6月上中旬予定)

『それをお金で買いますか──市場主義の限界』

医療、教育、政治……あらゆるものが売買されるこの時代。市場主義の暴走から「善き生」を守るために私たちは何をすべきか?現代最重要テーマに挑む、サンデル教授待望の最新刊。
http://www.hayakawa-online.co.jp/02qf/

『これからの「正義」の話をしよう』から早2年。「正義」とか「白熱講義」とかのブームがちと過熱気味なところは気になるが、前作が刺激だっただけに押さえておきたい。

  • 3段階の刺激が味わえた 『これからの「正義」の話をしよう』


『天冥の標6 宿怨 PART1』

おめでとう。もう、やめていいのです。
──かくしてシリーズは大いなる転換点を迎える。
http://www.hayakawa-online.co.jp/02ql/

SFファンでもないのにのめりこんでいる。全10巻の折り返しにかかりました。最後まで付き合います。でも今まだ『天冥の標5 羊と猿と百掬の銀河』を読んでいる最中。


『特捜部Q ―Pからのメッセージ―』

海岸に流れ着いたガラス瓶には血で書かれたメッセージが。
それはかつて誘拐された少年のものらしいが……。
迷宮入りしていたこの事件に特捜部Qのカールとアサドが挑む!
人気シリーズの第三弾。

こちらもお気に入りとなったシリーズ。本筋もさることながらカール、アサドらの周辺エピソードが気になる。


『ベヒモス ―クラーケンと潜水艦―』

英国の飛行獣リヴァイアサンは親ドイツ化するトルコへ。
そこで脱走を試みたアレックが出会ったものは!?
人造獣が空を舞い、機械兵が地を駆ける第一次世界大戦で、
少年少女の心の絆が試される!

前作『リヴァイアサン』を読み逃しているので、読むとなれば初めからかからなければなるまい。前作、かなり面白いという噂。

早川はコンスタントにぼく好みの本出してくれるよなあ(財布に厳しい)。今回はサイエンス系がなかったのがちょっとさびしいかな。

 - 読書