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2013年の手帳、『パイロット ORDINAL 見開き1週間バーチカル B6』を使ってみることにした

      2012/10/30

この時期になると、来年の手帳は何にしようかなあ、などと思いを巡らせるのがまあ楽しみなわけです。

長年お世話になったフランクリン・プランナーを卒業して以来、高橋のリシェル3→リシェル5→ほぼ日WEEKS→能率ダイアリーベルノとフラフラ渡り歩いてきて、今のところ今年のベルノが結構いい感じ。
なら来年もベルノにすればいいじゃん、となるところだが、去年書いたベルノの記事にいただいたこばてんさんのコメントを参考に『パイロット ORDINAL 見開き1週間バーチカル B6』を使ってみようと決めた。

ベルノB6とORDINALバーチカルB6とはとても似ている。微妙に違いはあるのだけれどほぼ同じ。なんでベルノからORDINALに替えようと思ったのかについては後で述べるとして、まずはORDINALの紹介。

どんな手帳がいいかなんて人それぞれで、どんなふうに使いたいかによって決まってくるもの。いくら人気のある商品であろうと、著名人が企画しようと、偉い方が勧めようと、自分にとって使いにくければ意味がない。

僕が手帳(スケジュール帳)に求めるのは、1週間のスケジュールとタスクとが一まとまりになっていて一望できること。これに尽きる。あと、スケジュール欄はバーチカルが使いやすい。そしてORDINALはこの条件にぴったり。

見開き1週間で、左側70%がバーチカルのスケジュール欄、右側30%がメモ欄というレイアウト。ぼくの場合、メモ欄に思いつく限りのタスクを書き出して使うので、まさしくスケジュールとタスクとが「一体化」しているのだ(各日下欄のチェックリストはよくあるタイプだが少々狭いので、諸々のデータを控えておくスペースにするつもり)。ウィークリーバーチカルのスケジュール帳で、これくらい広いメモ欄を備えているものは意外とない。このようなレイアウトを可能にするには、ある程度の紙面の大きさが必要で、それがB6というサイズ。

このB6サイズの使い勝手のよさはベルノで実感済み。書きこみやすい広さと、常に鞄に入れて持ち運ぶ携帯性とがうまく両立していて、僕にはしっくりくるサイズ。A5は大きい、A6は小さい。国際規格とかいってA列がのさばっているけれど、B列って意外と使い心地良いのだ。

さて、以上書いた様子はベルノとORDINALとでほとんど同じ。むしろORDINALのレイアウトにはベルノに劣る欠点がある(何かわかりますか?)。なのになんでORDINALに替えたかというと……、能率手帳は手帳界の巨人だから。どうも圧倒的な強さを誇る団体は好きになれないのだ。要は天邪鬼なのだね。パイロットは万年筆界の巨人だろという反論については、ここは手帳の話なのでスルーします。

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