トレッキングポールに長さ調節機能は不要だった
2022/05/16
山行にトレッキングポール使いますか。手が塞がっていると体勢を崩したとき危ない気がして以前は使っていなかったのだけれど、膝を痛めて(腸脛靭帯炎)から使うようになりました。少しでも膝への負荷が減ればいいなという気持ちです。
最初に使ったのがDABADAのアルミ製ポール。コスパ抜群のいいポールです。ただこのようなスクリュータイプのポールは縮めても微妙に長くて、バックパックの中には入らず、外付けすると先端が邪魔になっていました。もっと短く携帯できるのを探して2代目に選んだのがモンベルのU.L. フォールディングポール。折り畳んだ長さは約37cm、DABADAが約56cmなので19cmも短くなりました(ちなみに重さは73g減りました)。
このU.L. フォールディングポール、使い勝手がよくてとても気に入っています。なんで使い勝手がよいのか考えてみてわかったことがあります。それはトレッキングポールに長さ調節機能は不要だね、ということ。
上りか下りか、地面の傾き具合によってポールの長さを変えたいので、たいてのトレッキングポールには、レバーロック式やスクリューロック式といった長さ調節できる機構が備わっています。しかしU.L. フォールディングポールに長さ調節機能はありません。その代わりグリップの部分が長さ21cmと普通のポールより長くなっています。グリップの上の方を持つか下の方を持つかで13cmくらい長さを変えることができます。これくらい調整できればまず事足りますね。人それぞれ身長が違いますから、4種類の違う長さが販売されています。私のは113cm。
握る位置で長さを調節する。あっという間。その一瞬で無段階に(連続に)長さを調整できます。ストレスフリー。トレッキングポールに長さ調節機能は不要でした。
ではまた。