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『安土往還記』織田信長と辻邦生との共鳴
文庫版で249ページ、大部とはいえない物語の中に、よくよく作りこまれた豊かな映像 ...
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『言葉の箱 小説を書くということ』最良の辻文学入門
2018/01/27 小説
辻邦生を読むなら、まっ先に『言葉の箱』を読むべきだ。ぼくが言っているのではなく、 ...
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『赤ひげ診療譚』たとえば自分の居場所の見つけ方
2017/11/21 小説
ふと山本周五郎を読みたくなった。NHK-BSのドラマを目にしたのが直接の引き金だ ...
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『日はまた昇る』自堕落な世代の矜持
『日はまた昇る』を読み終えてしびれている。 なにを隠そうヘミングウェイ初体験なの ...
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『劒岳〈点の記〉』新田次郎
前人未到の地という言葉には心踊らされる。 その一つ、弘法大師が草鞋三千足を費やし ...
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幸せになるたった一つの方法 『国のない男』
今、顔から火が出そうである。「幸せになる…」なんて、自己啓発系はたまたスピリチュ ...
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絶望の片隅で 『天冥の標 7 新世界ハーブC』
天冥の標 7 新世界ハーブC / 小川一水 / ハヤカワ文庫JA 第6巻の読後、 ...
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飯田好実はほんとまめだ 『おとりよせ王子 飯田好実 4』
おとりよせ王子 飯田好実 4 / 高瀬志帆 / ゼノンコミックス 1〜3巻一気読 ...
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『おとりよせ王子 飯田好実』はなんて幸せ
おとりよせ王子 飯田好実 / 高瀬志帆 / ゼノンコミックス 既刊3巻をイッキ読 ...
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おじさんが『三四郎』を読みなおして驚いた
何のはずみか突然漱石を読みたくなって、久しぶりに『三四郎』を開いた。ぼくの中で漱 ...