山コーヒー
山の上、広がる景色を目にしながらコーヒーを啜る。ホーー、フーー、と長いため息なんかついていい気分になります。山に登って山を降りる、ただそれだけでもいいものを、わざわざコーヒーを飲むのは、私の場合ハイキングにアクセントをつけるようなもの。アクセサリーとか差し色とかのような。
アクセントをつけるのはよいのですが、コーヒー飲むだけでも荷物は増える。荷物は軽くしたい、でもコーヒーは飲みたい。他愛ない葛藤のように見えて思いのほか悩ましい。
淹れたコーヒーをポットに詰めていく、あるいはインスタントコーヒーだと手軽だけど物足りない。さりとてミルでもってガリガリ豆を挽くのは荷が重くなる、かさばる。さて、どのあたりでバランスを取るか。
今の私の落としどころはドリップバッグです。ミルはもちろんドリッパーも不要。湯を沸かしてドリップ気分を味わう、これくらいの手間がちょうどいい。そして充分美味い。ちょこっと贅沢して、スターバックスのORIGAMIを持って行ってます。
現在のコーヒーセットはこれです。
- ケトル(トランギアケトル0.6L)
- アルコールストーブ(トランギアアルコールバーナー)
- 風防、五徳(トランギアT3)
- マグ(スノーピークチタンシングルマグ220)
- アルコール(ナルゲン広口丸形ボトル125ml)
- マッチ、ふきん、シリコンカップカバー
パッキングするとこんな感じ。
水を除いてトータル約550g。ほとんど湯沸かし道具。これくらいは仕方ないですね。