テント泊に連れて行くクッカーはTrangiaストームクッカー一択
2022/04/11
今日はストームクッカーの弱点と、それを補って余りある魅力をお伝えします。
ストームクッカーはスウェーデンにあるトランギア社製のアウトドア調理器具。アルコールバーナー、クッカー2個、ハンドル、五徳兼風防のセット。
いくつか種類があって、ぼくはSウルトラライトを使っています。ただこれ、名前に反して全然ウルトラライトじゃないです。740gもあります。これが唯一の弱点(私はクッカー1個にしてケトルを追加するので770g!)。でも重くたって私はストームクッカーを手放せません。その魅力は抜群の安定性、そしてそれから得られる安心感です。
たいていの五徳ってクッカーを上に乗せるだけ。それも縦長のクッカーだったりするからとても不安定。ちょっと触れただけでも落ちそうになる。
テント場は平じゃありません。岩場なんかで地面が凸凹していたり傾いていたりするとますます危うい。湯沸かしの途中でクッカーが倒れたりしちゃせっかく沸かした湯が台無しになって悲しいです。それどころか下手すると火傷して大変なことになる。
その点ストームクッカーは安定です。平べったい鍋タイプのクッカーをガシッとした五徳が支える。蹴飛ばしたりしない限り倒れる心配はない。
アルミ製の鍋型クッカーは調理しやすいです。ぼくは粉末牛乳溶かしてグラノーラ入れるくらいしかしないので、あまり恩恵受けていませんけど。真面目に飯こしらえる人なら重宝するはず。
さらにアルコールバーナーは他のアルストと比べて圧倒的に使いやすい。火力調節できる、消火できる、使い切らずに残ったアルコールをそのまま入れておける。
全てがアウトドアで安心にゆったり過ごせる設計です。
夥しい種類のアウトドア用クッカーが出回っています。あれも良さそう、これもいい感じ。ぼくもさんざん迷いました。軽さを採るか気持ちのゆとりを採るかは人それぞれ。今のぼくは迷うことなくゆとり派です。
ではまた。