たけなかの丸漬夏蜜羹
2016/07/12
一年越しの願いがかなった。
ちゅうてもそんなに大した話ではない。『丸漬夏蜜羹』をようやく食べることができたのだった。
日経新聞の記事で丸漬夏蜜羹のことを知ったのは昨年(2009年)の6月28日のこと。丸漬夏蜜羹とは、夏みかんを丸ごと中身をくり抜き、みかんの形を残したまま中に羊羹が詰め込まれているお菓子だ。とても旨そうだったので、いつか食べてみたいと思いウィッシュリストに載せておいた。
山口萩のお店と通販、あと東京日本橋の「おいでませ山口館」でも購入できるので、なにかのついでに東京で買おうと予定していた。「なにかのついで」というのは積極的にタイミングを合わせようとしないことで、思い立ってから1年以上経って、先日ようやく手に入れた次第。やりたいことを書き留めておけばいつかは実現するという超卑近な一例だね。
肝心の『丸漬夏蜜羹』、夏みかんの皮の苦みがほんのり残っていてなかなか美味だった。