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生きるための道具 『工作少年の日々』

      2017/09/16

孔子様は「四十而不惑」なのだそうだが、私は全然そんなことはない。次々と惑いは押し寄せてくる。そんな頭に喝を入れたい。入れる必要があるのかどうかに問題はあるが、とにかく入れたい。残念ながら自分で自分に活を入れるほどの強い精神を持ち合わせていないので、ここは人頼みになる。手っ取り早い手段は本を読んでみることだったので、『工作少年の日々/森博嗣/集英社文庫』を手に取った。何故森博嗣のエッセイなのかは、「そんな予感がした」としか言いようがない。

工作少年の日々 (集英社文庫 も 24-2)
森 博嗣
集英社
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予感はそこそこ当たっていた。結構ガツンときた。

 もし、あなたがなにかをうまくできないとしたら、それはまちがいなく道具が悪いと疑って良いだろう。ただし、その場合、あなた自身が道具である可能性もあることに注意しなければならないが。

自分は生きていくための道具なのだ。道具としての自分とは、その能力であり、「考え方」のことだ。一般的に道具が割るければ、もっと良い道具に変えればいいのだが、自分を取り替えることはできない。今ある自分の能力(性能)を向上させなければならない。 それと「考え方」の一つは「シンプル」だ。やりたいことがあればそれをする。あれこれと回りに惑わされない。もちろん犠牲は覚悟する。それがシンプルだ。

これからはもっとシンプルに生きよう。

 - 社会, 読書