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エスカレータの乗り方、左右どっちに立つかの原則は東京も大阪も同じ

      2012/12/24

20120501_864857東京の人が大阪に行く、あるいは大阪の人が東京に行くと、エスカレータやオートウォーク(動く歩道)に乗る際、たいていの人がとまどうらしい。

2列に乗れるエスカレータの場合、東京では左側に乗って立ち、右側を歩いて上っていく人のために空けます。大阪だとこれが逆で、右側に立って左側を空けます。立つ位置が左右逆になるので、そんな習慣を知らない人は反対側に立って迷惑がられたり、なんか奇妙で落ち着かなくなったりする。「どうしてそっちに立ってんだよ」とか「なんで反対に立ってんねん」てなことになるわけです。ぼくは関西育ちで今関東に暮らしているので、まあ適当にうまくやってますけど。

「東京と大阪」で比べたけど、「非関西と関西」の方が正確かな。とにかく、地域によってエスカレータで立つ側が異なる、てことです。不思議といえば不思議な話。

で、ここからが本題。東京と大阪とで、なぜ立つ側が違うのか?どうしてこうなってしまったのか。結論を言ってしまうと、左右どっちに立つか、どっちを空けるかの原則は同じなのです。

原則は同じって何言ってんだ、逆じゃないか。はい、立つ側は逆です。でも原則は同じ、「左優先」なのです。

でも、「優先とは何か」が東京と大阪とで違うんです。エスカレータの意味をどうとらえるかが違うんです。

東京の人は、エスカレータを立っていても上まで運んでくれる機械と思っています。そうするとどうするか。エスカレータに乗ったら立ち止まるのです。

大阪の人はそうは思っていません。大阪人にとってエスカレータは、歩くよりも速く上にいける機械なんです。だからエスカレータに乗ったら歩く。

エスカレータに乗って、止まるのが標準なのか、歩くのが標準なのか。東京の人にとっては止まるのが標準なので優先の左に立つ、急いで歩いて上がっていこうとするのは特別な人なので、右側を歩く。方や大阪の人にとっては歩くのが当たり前ですから、優先の左を歩く。右側を立ち止まりたい標準ではない人が使う。

このように、東京も大阪もエスカレータは左優先という原則は同じ。エスカレータが何ための装置なのか、その認識が違う。左右どっちに立かは、その認識の差によるものだったのです。

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