入ってみたら自分の全然知らない有名店だった『キルフェボン』『パラダイスダイナシティ』
2014/03/10
アップルストアに用事があって、息子と二人銀座に出向いた。Macを買って目的を果たしたところで、ちょいと早いけど昼飯でも食うかと。次の移動のためあまり時間もなかったし、軽くラーメンでも。特にお目当ての店があったわけではない。ぶらっと散策しながら、適当な店が見つかったら飛び込む、「ぶらり途中下車の旅」みたいなもんだな。
よさげなラーメン屋はないものかと歩いていたら、ある店の前に置かれているラーメンとはまったく関係のない看板が目に入った。旨そうなイチゴタルトの写真に「2014ホワイトデー」とある。
そういえば義理の母にお返しをせねばと気になっていたところだったので、入ってみる。落ち着いた中にも華やかな店内で物色し、ホワイトデー用の「クッキー・バトン詰合せ」と自宅用のバトン、パウンドバトン各種を買った(タルトは日持ちが心配だからね)。
ここからは家に帰ってからの話になるのだが、女房が紙袋に見おぼえがあると言う。どうやらこの店、『キルフェボン』といってなかなかの有名店なのだそうだ。ふーん、全然知らなかったよ。ちなみに1本210円のバトン、かなり美味しかったです。
お菓子を買って、さらにラーメン屋探しを続ける。意外と見当たらないものだ。だんだんとJRの有楽町駅に近づいてきたところ、きらびやかな構えの店のメニューに「ランチスペシャル 坦々麺 ¥900」とあるではないか。どちらかといえば地味目の店を探していたのだけど、探し疲れてきたので「ここでいっか」と決め。店の名は『パラダイスダイナシティ』。
息子は「坦々麺」を、ぼくは「酸辣湯麺」を注文。他にもいろいろメニューはあったのだが、すでに口がラーメンモードに入っていたのでね。酸っぱさと辛さとがいい案配で堪能した。
これも家に帰ってから調べてわかったことで、「ぐるナイ ゴチになります!」にも登場した有名店らしい。ふーん、これも全然知らなかったよ。小龍包がウリの豪華な中華レストランに入りながら、ラーメンだけすすってサッと出るってのは、取りようによってはなかなか粋だったなと思ったりもする。
以上、ぶらっと散策してみたら、自分の知らない有名店に出くわしたりしてこれもまた楽し、でした。