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ユーキャンの『ピンズラーアメリカ英語』、30日目を終えた

      2017/09/26

ピンズラーCD

フアーッ(大きな背伸び)、終わったー。『ピンズラーアメリカ英語レベル1』終了。30課30日間さぼることなく続けられたとは自分でも驚きだ。達成感。
はじめたときの様子はこちら。

ユーキャンの『ピンズラーアメリカ英語』はじめます

ピンズラーはこんな教材です

この教材、ほんとよくできているよなー、とつくづく感じた。簡単に紹介しておきますね。『ピンズラーアメリカ英語』は、ポール・ピンズラー博士が研究開発したピンズラー・メソッド採用の英語個人学習教材。音声学・統計学・コンピュータ科学・心理学など幅広い研究を取り入れ、「話す」能力の習得に特化したプログラム学習法。ピンズラー・メソッドはもちろん英語に限ったものではなくて、あらゆる外国語学習に共通だ。このメソッドには4つの原則がある。

  1. 予測の法則(Principle of Anticipation)
  2. 段階的な間隔による記憶の呼び起こし(Graduated Interval Recall)
  3. 核になる語彙(Core Vocabulary)
  4. 有機的学習法(Organic Learning)

それぞれ、ガイドの問いに対して自発的に答える、徐々に間隔を空けながらリマインドする、日常使われる有用な語彙をものにする、耳・口・頭を同時に総動員する、といったところでしょうか。一つひとつはそうだよねって感じですが、この4つを1つに束ねたところが最大の特徴で画期的だと思う。そんなプログラムが1課30分、レベルごとに全30課、CD15枚に収録されている。学習に際してはそのCDを聞き、ガイドの指示に従って繰り返し繰り返し身につけるべきフレーズを口に出す。

ピンズラーなら継続できた

「効果的な学習」という点がピンズラー最大の売りだが、ここでは「継続しやすさ」にスポットを当ててみたい。根気のないぼくが続けられたからね。

まずなんといってもこの教材、1日の学習内容が30分間まるごとCD化されていて、矢継ぎ早に聞いては答えるを繰り返すので、再生ボタンを押したが最後、30分間しがみつくように取り組まざるを得ない。そして内容が少しずつ変化していくので、あまり無理を強いられた感なく「あれ、ちょっと進歩した?」とやる気をくすぐってくれるんですね。30分間て時間もいい案配。加えてこの教材、扱うシチュエーションが、バーでお酒を注文する、子供が3人いる、など年配者向きというのもおじさんにとってはうれしかったりする。

今回完走したレベルIは一番下のレベルだから内容は極めて初歩的だ。それでも第25課あたりから新しく覚えることが多くなってきて、結構きつくなってきた。

さて成果は…

でもって30日間を終えて成果はというと、英語はこういうふうに話せばいいんだという安心感を持てたように思う。"I'd like ~"とか"I'm going to ~"なんてフレーズがわりと自然に口をついて出てくるようにはなった。あいさつ、買い物、道を尋ねるなど、まだとつとつとしてだけれど自分の意思は伝えられそう、最悪完全フリーズ状態は回避できそうかなという程度。それでもすごいよ、進歩だよ。そう言えばマット・カッツ氏が「30日間チャレンジ」てなことを言ってたよな。自分の人生に加えたいことをまずは30日間やってみようよ、と。やってみるものだ。自分がほんのり変わっていく感触が味わえてよかった。

さーて、レベル2がすでに手元に届いている。明日から新たな30日間が始まります。

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