息子のはじめての英語読みものに『Marcel and the White Star』
2012/11/24
MARCEL & THE WHITE STAR / Stephen Rabley / Penguin Readers
この4月から中学生になる息子が最近ちょっとばかし英語に興味があるようで、それならばと英語の読みものを与えてみることにしました。とにかく簡単で面白そうなものを物色した末、選んだのは『Marcel and the White Star/Stephen Rabley/Penguin Readers』。
ここで少々脱線。
昔々読んだ『私がすすめる英書の読み方/松本亨/パイインターナショナル(当時英友社)』にずっと記憶に残っている名言があります。それは、
「読む」とはどういうことか
人はよく言う。「わたしは英語は読めますけど、話すのはどうも苦手でして」と。
私が思うに、こういう人は英文を見て、その日本語の意味を何んとかつかめるといっているのではなかろうか。それなら、「読める」とは言うべきではなく、「訳せる」というべきである。なぜなら、「読む」とは、書いてあるもの、または印刷してあるものを見て、すぐその意味がわからなければ「読んだ」とは言えないからである。
というもの。まさにその通りで、いつかは英語を「読める」ようになりたいものだと思ってきたのですが、ゴールは遠いですね。
さて話戻って『Marcel and the White Star』、Easystartsだけあって、僕でも読めました。ネズミのMarcelが、ダイヤの指輪の盗難事件を解決するお話。たった1000語弱としてはまずまずのお話で、子供にはまあよろしいかと。ただし価格が高い(15ページで¥593)のがちょっと気になりますが。
肝心の息子はというと、どうやらまだ難しいようですね。ま、その気にならなきゃ本気で読もうとは思わないでしょうから。