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英和辞典、オーレックスを選んだ理由

      2018/04/11

オーレックス英和辞典

英和辞典を買い替えた。

何を血迷ったか、いい歳こいて英語学習をやり直してみたくなって、ならばと英和辞典の新調を思い立った。手元に残っている英和辞典は、1989年のプログレッシブ2nd editionだったり、一番新しいので1995年のジーニアス2nd edition。さすがに20年以上も前とは古すぎる。賞味期限は切れているし、気分転換の意味でも新しい辞書にしようかと。

あれこれさんざん迷った挙句、旺文社の『オーレックス英和辞典』を選んだ。紙の辞書である。ここでは、オーレックスに決めた理由を、そこに至った経緯を交えて記事にしてみた。「この英和辞典をおすすめする」なんておこがましい話じゃなくて、「オーレックスってなかなかよいね」というぼくが引かれた魅力をお伝えしたい。

10万語クラスの学習英和辞典にしよう

英和辞典とひとことで言っても、小学生レベルからプロレベルまでたくさんあって、どれを選べばよいのか本当に迷う。

まずはザックリ、どのレベルの辞書にするかを絞り込む。自分の英語レベルや用途に合わせて、学習辞典の上位モデルがよかろうとなった。収録語数が10万語クラスのやつである。英語は苦手だけれどまったくわからないわけじゃない、というレベル(TOEICなら500~600程度)のぼくにはこれくらいがしっくりきそうかなと。

さすがに中学生向けはない。高校生向けの5~7万語の中位モデルでも間に合うかもしれないけど、大人にはちょっと心もとないし、見栄を張った。

片や、20万語超の大辞典は、ぼくには不要だ。大きくて重くて手軽に引けるものじゃない。価格も高いしね。要はプロ仕様。10万語の辞書に載ってない語彙に出くわしたときは、googleを引けばよい。

さて、この10万語クラスの学習英和辞典には、ジーニアス、ウィズダム、ルミナス、アドバンストフェイバリット、アンカーコズミック、そしてオーレックスとそうそうたるメンバーが揃っている。このクラスは一番の売れ筋(英和辞典の最大のお客である高校生用)だから、各出版社ともかなり力を入れて作っているはずで、どれもすばらしい辞書、どれを選んでも間違いないのである。

その中からあえて選ぶとすれば、それはもう個人の好み。おじさん的に言えば、新垣結衣、桐谷美玲、有村架純、誰が一番かわいい?てなもんである。みんなかわいい。

世間の人気では、ダントツ1位がジーニアス、それを追うのがウィズダムだ。Amazon、楽天のランキング、書店での平積み状態を見ればわかる。

でもぼくは、そんなの関係なくオーレックスを選んだ。書店でいろんな辞書を引き比べてみて、オーレックスがいいわ、これ欲しい、となった。ではここで何を比べたのか。

ぼくが今回英語をやり直してみようと思った動機は、TEDを聴けるようになれたらな、なのだ。その目標により合ってるものを選びたかったので、TEDで耳にして?となった表現、たとえば、

  • Don’t get me wrong.
  • I mean it.

などのフレーズを用意して、各社の辞典を引き比べてみた。するとなんと、オーレックスにはCOMMUNICATIVE EXPRESSIONSなる定型表現をまとめたコラムがあって、そこに見出しになって載っているのだ。素晴らしい。

オーレックス英和辞典 don't get me wrong

オーレックス英和辞典 i mean it

他の辞書にもこれらは表記されているのだが、たいてい用例の中に埋もれている。もうこれだけで「オーレックスすごい」なのである。

これって運命的な出会いなんじゃないのか、という意識が一旦芽生えると、いろんなところがますますよく見えてくる。

ネイティブに語法・文法をアンケート調査したPLANET BOARD、ネイティブスピーカーのあたりまえを解説したBehind the Scenesなど、読みたくなるコラムが充実している。小口インデックスが上半分に集められていて引きやすい。はては「印刷がきれいで文字がきれいに見える」まで。

オーレックスにして大満足。新しい英和辞典でこんなにうれしくなれるのだ。

電子辞書か紙辞書か

オーレックスの紹介は以上なのだが、最後に電子辞書について一言。

今の時代、紙の辞書なのか?というそもそもの疑問を持たれるかもしれない。ぼくも今回、はじめは電子辞書の購入を検討した。

ただ少々考えてみると、紙か電子か、という問題はほとんど意味がないことに気付いた。なぜなら電子辞書と紙辞書とはそれぞれ一長一短あって、そもそも別物なのだ。だから正解は、紙も電子も両方あればよい、となる。今回ぼくは、紙辞書を優先させたに過ぎない。

紙辞書を優先させた一番の要因は、電子辞書は画面が小さい、一覧性が低いこと。次々スクロールさせなければまともに読めないのが電子辞書の最大の欠点。紙辞書はスクロール不要、ほんの少し眼球を動かせばよいからね。紙の方が見やすいというか、読む感触が気持ちよいというのもある。紙の上の活字の読み心地のよさは、液晶画面のドット文字とは比較にならない。

それに、電子辞書は価格が高い。ぼくの欲しいタイプ(XD-G9800、XD-Z9800、PW-SB4、PW-SB5)だと30000円ほどする。あと、電池が切れたら使えないし。

ということで、まずは紙の辞書を電子辞書より優先させた。

でも、もちろん電子辞書の方が優れたところも多々あって、上では一旦否定したけれど、大辞典が何冊も収録されているなんて電子辞書でしか考えられないのでとても魅力的だ。そのうち電子辞書も欲しい。

ついでに言っておくと、スマホの辞書アプリはメインにはなりえない。紙辞書、電子辞書の補完にはよいと思う。

オーレックス英和辞典 第2版新装版
オーレックス英和辞典 第2版新装版

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