すぐびん

山歩き、読書や工作、おじさんの遊んでいる様子

検索

『疲れないカラダの作り方 [Kindle版]』はリマインダに使えるかな

      2017/09/16

疲れないカラダの作り方[Kindle版] / サニー久永 / ゴマブックス
疲れないカラダの作り方
このところKindleストアで常にベストセラー表示されている『疲れないカラダの作り方 [Kindle版]/サニー久永/ゴマブックス』、宣伝文句には

こんな人にオススメ!

  • 最近なかなか疲れが取れない
  • 肩こりや腰の痛み、目の疲れがひどい
  • 疲れているはずなのに、眠れない
  • 疲れないカラダを手に入れたい!

なんて書かれている。
ぼくには全部当てはまるもんだから興味深々、オススメに従っちゃおうかなとフラっとくるわけです。一方でレビュー評価が高すぎたり、著者のサニー久永こと久永陽介氏が針灸師、カイロプラクターという点に胡散臭さを感じる。なら自分で確かめてみようじゃないということで読んでみた。なんせ100円だからね。

さてその対策は……、ネタばらしは控えておこう。と言いつつほのめかしちゃうと、常識的なことしか書かれていません。睡眠を取りましょうとか、バランスの良い食事を心掛けましょうとか、適度な運動や筋力アップが大事とか。まあ100円だからこんなものだな。

とは言え、本書はよくまとまっています。目の疲れ、肩こり、腰の痛みなどなど、症状のチェックリストとその対処方法がとてもわかりやすくまとまっている。

そこで本書の活用を考えてみると、リマインダによろしいのではないかと。あたりまえのことだけど、ついつい忘れて実行できないことって多々ある。姿勢を正しくするとかストレッチ(本書ではジョイレッチなんて呼んでいる)するとかね。

月に一度くらいの頻度でパラパラッと見返してみて、「そうそう、これ気をつけなくちゃな」くらいに意識するのによいかもです。

なお、第七章に書かれているアロマテラピは、サイモン・シンが『代替医療のトリック』の中で「治療を受けた後は心身ともに気持ち良くなるだろうが、病気を治療できる科学的根拠はない」と結論づけている。そんなものだと思っていたほうがよい。

 - 社会, 読書