夢中になる、おしゃれなiPad/iPhoneパズルゲームアプリ3つ『Dots』『Voro』『ナノノセカイ』
短時間でサクッと遊べるゲームが好きです。というより長時間延々とプレイする気力も体力もないので。シンプルなルール、易しい操作性、きれいなグラフィック、でもちろん面白い。そんな観点で、最近はまったものを3つ紹介です。
1. Dots: A Game About Connecting
ニューズウィーク(2013-6-18号)で紹介されていたのを見て試してみた。
7x7に並んだ5色のドット。縦か横、同じ色のドットを指でつなげていって、つながったドットを消すゲーム。消したドットの個数が得点です。いたってシンプル、だからはまる。制限時間は60秒。たった60秒で決着がつくのがうれしい。でも100回くらい続けてプレイしちゃうくらい中毒性ありますけど。
プレイの肝として、一つにドットを四角く囲うようにつなげると、画面上の同じ色のドットが一気に消えて、そのすべての個数が点数になる、というルールがあります。そしてもう一つ。時間を止めたり邪魔なドットを消したりできるアイテムがある。これら二つをうまく組み合わせるのが高得点のポイント。
ていうか、メニュー画面には他の人のハイスコアが表示されていて、それが799点とかすんごい点数。どうすりゃこんな点が出るんだ!ちなみにぼくのハイスコアは290。頭の差を感じます。研究課題ですな。
2. Voro
「情報考学」で橋本大也さんが紹介していたので試してみた。
多色で様々な形に分割された領域(クラスター)をドラッグしてくっつけることで消していくゲーム。同色のクラスターが4つ接すると消せます。消したら新たにクラスターが増えるのだが、一つの色をすべて消すともう現れなくなる。そうやってどんどん色数を減らしていって、最後に1色になったところを消せばステージクリア。なかなかユニークな趣向、新感覚ですね。Dotsが縦横のマトリクスなのに対して、Voroは平面全体をあやつるのが特徴で、広がりを感じます。右脳も左脳も喜ぶらしい。
10ステージごとにセーブできるようになるので、そこまでは続けてプレイした方がいいです。
ただ、ステージが20くらいになると急に難しくなる。というのも、特定の色を消したつもりなのにまた現れてきたりするから。バグか?それともそういうルールなの?とよくわかんなくて、ちょっと困っている。
3. ナノノセカイ
ウイルスどうしが戦うストラテジーゲームですね。
フィールド上には直線で結ばれた陣地が点在。色の付いているのが占領している陣地(オレンジが自陣)で、そこでウイルスが増殖します。頃合いを見計らって、あとは自分の陣地とウイルスを送り込む敵陣地をタップするだけ。ウイルスどうしが衝突すると戦いが始まり、勝敗はウイルスの数だけで決まるというわかりやすさが魅力。敵が一つの場合はまだ簡単ですが、三つ巴になるとけっこう考えさせられます。
ストラテジーゲームとしてのエッセンスだけを抽出したシンプルさ。そしてそのシンプルな中で戦略の面白さが味わえる設計が絶妙です。
無料で遊べるのは12ステージ。向きになってプレイしていたら、あっという間に終了しちゃいました。