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『Homo Deus』を読むことにした、Graded Readersなんか読んでられるか

      2018/05/17

Yuval Noah Harari氏の『Homo Deus: A Brief History of Tomorrow』を読むことにした。50代のやり直し英語(TEDで笑えるようになるプロジェクト)のリーディングトレーニングの一つとして、ちゃんとした本を読みたくなったから。いわゆる「多読」ということにもなろうか。

Homo Deus

英語の多読というとGraded Readersを薦める人が多い。子供ならいざ知らず、いい年した大人がGraded Readersなんか読んでられるかっちゅーの。日本語で、小学1年生向けの本を読んで楽しいか?楽しいわけない。なのに英語ならそんなのを読むのか?おかしいやろ、それ。Graded Readersをほんとに読みたいか。ぼくは読みたくない。時間の無駄だ。だから大人が読むべき本を読む。

面白そうな、読みたくなるような本をペーパーバックで探していたら、あった。それが『Homo Deus: A Brief History of Tomorrow』だ。世界中で絶賛されている『サピエンス全史』の続編ともいえる、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の新作だ(すでに刊行から2年経っているが)。読む前からわくわくする。幸いなことに、まだ邦訳されていないし。

さて、ぼくにこれが読めるのか。英語苦手の、TOEICせいぜい600のぼくが読めるのか。でもそれはたいした問題ではない。読めるかどうかではなく、読むのである。面白そうな本を英語で読むことが大事なのである。本質なのである。

英語できないくせに偉そうなことを言う。多読は好きなものを、面白いと思うものを読もう。「英語が簡単」などという言葉にだまされて、つまらないものを読んではいけない。英語学習のために読むのではない。英語で愉しむために読むのだ。時間を無駄にしてはいけない。

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