TED音読、2つめは超人気のMatt Cutts[TEDで笑えるようになるプロジェクト]
英語トレーニングには音読がよいということで、その教材にTEDを試している。今進めているやり直し英語学習プロジェクトの目標が「TEDで笑えるようになる」なので、目的と手段とが一致して効率的かなと。
音読に使ったトークはこれだ
1つめの「Teach statistics before calculus」に続いて、その2はこれにした。
Try something new for 30 days/Matt Cutts
数多のTEDトークの中で1、2を争う超人気トークである。ぼく自身、以前から何度か聞いているので、この際とことん真似ることにした。
選んだ理由
これを音読の教材に選んだ基準は前回とほとんど同じ。
- まず一番大事なこととして、内容が楽しい。グッとくる。時間はどんどん過ぎていくよ、やりたかったことに挑戦してみようよ、30日続ければ自分が変わったと実感できるよ、とユーモアたっぷりに語ってくれる。give it a shot!なのだ。
- また、時間が3分半ほどと短い。なんとか集中できる長さ。トランスクリプトはA4で1枚。
音読のやり方
3つのステップに分けて、全部で100回聴いた。その内40回が音読。なお、リスニングにはビューアアプリClipboxを利用。動画は無駄なので、音声ファイルに変換して聴いた。
Step1 まずはなにも見ずに30回聴く
とにかく音声だけを聴く。なんて言ってんだ?と耳を集中させてリスニングを30回繰り返す。30回聴くとなんとなくわかるところも出てくるし、何度聴いてもわからんところがはっきりする。所要時間90分。
繰り返し聴くその一方で、トランスクリプトを徹底的に読みこむ。意味のわからない単語、熟語はもちろん調べる。文法事項もとことん確認する。話に登場するMorgan SpurlockやJohn HodgmanもWikipediaで調べた。こんな背景を知っておけば、トークの面白さがグーンと増すからね。
Step2トランスクリプトを見ながら30回聴く
トランスクリプトに書かれている文字がどう発音されているのかを確認しながら30回聴く。リズム、強勢、リンキングとかリダクションとか。所要時間90分。
Step3 いよいよ声に出して読む、40回
ここまできてやっと音読。音声を聴きながら、そしてトランスクリプトを見ながら繰り返し40回。音声についていくように読む。所要時間3時間くらい。このとき、最初再生スピードを遅くして、徐々に速くしていくとよい。というか、そうしないとついて行けない。具体的には、最初の2回はx0.5、次の5回はx0.67、さらに次の10回はx0.8、と順にスピードを上げて行って、その後オリジナルの速度で音読する。
前回は、最後にシャドーイングを取り入れていたんだけれど、これはきつい。地獄的にきつい。苦しいことは嫌なので、もうシャドーイングはしないことにした。
効果
英語力が向上したかといえば、まだぜんぜん実感はない。道のりは長いのだ、と言い聞かせている。
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