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ブックカバーする派?しない派? leather-gのヌメ革のブックカバー

      2017/09/26

本を読むとき、ブックカバーを使う派ですか、使わない派ですか。
ぼくは使わない派です。いや、でした。
書店で本を買ったとき、たいてい店員さんは本にカバーをするかどうか訊いてくる。小生の場合のレジでの会話。
店員:「本にカバーはおかけしますか?」
小生:「いや、いいです」
店員:「ありがとうございます」
最後の「ありがとうございます」がよくわからない。書店の手間とかカバーコストを削減してあげたことへのお礼だとは思うが、ゴミになるだけなのでこちらの方もカバーがない方がありがたわけで、かえって恐縮してしまう。

生まれてこの方、本にカバーを付ける習慣がない。もともと付いているカバーすらはずして、裸にすることも多い。要はじゃまなのだ。

なのにである、人は発作的な行動をとることがままある。わざわざ金を出してブックカバーを購入してしまったのだ。ヌメ革のブックカバーを、何の拍子か無性に欲しくなり、ネットで探し回った挙句、まさに思い描いていたものに行き当たり、即座に注文した次第。今日、商品が届いた。購入したのは、leather-gさんのロハスなスタイルにぴったりの 自然のままの革小物 イタリア本革ブックカバー(5500円也)だ。染色なしのヌメ革製。素材もさることながら、本の厚みに対応して調整できるし、折り返しと一体になった栞付き。当初条件として考えていた3つの要素がピッタシなのだ。3条件を満たすものはあるようでなかったからとてもうれしい、満足。

イタリア本革ブックカバー

なぜ突如としてブックカバーを欲したのか。本にカバーをして読みたくなったわけではない。「ヌメ革のブックカバー」が欲しくなったのだ。その理由はエイジングを楽しみたいの一言に尽きる。5年後、10年後、使い込んだ革のブックカバーを持っていたい、ただそれだけ。

待ちに待ったものが届いてさっそく使いたいところだが、その前に2~3週間日光浴をさせてやらなければならないとのこと。その間に、脂が染み出し、アメ色に変色し、味わいが出てくるらしい。したがってここはじっと我慢なのだ。あー、早くこの手で汚したい。

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