ほぼ日手帳WEEKS用ペンホルダー&クリアフォルダ、を自作してみた
2022/04/11
3月から『ほぼ日手帳WEEKSグレンチェック』を使う予定なのですが、この手帳にはペンホルダーがありません。やっぱり手帳とペンとは一体化しておきたい。
ペンを取り付ける方法はいくつかあって、純正だと「WEEKS用クリアカバー」と「バンド付きペンホルダー」「ベルトシールマグネット」があります。しかしどれも、どうもしっくりこない。この手帳の表紙にはコットン生地布貼りしてあるので、その手触りを楽しもうとすると、ビニールカバーをかけるのは嫌だし、せっかくスッキリしたフォルムの手帳にゴタゴタ外付けするのもなんだかなあ、て感じ。そんなわけで、色々出回っているクリップ式のペンホルダーにも抵抗がある。うーん、ペンを取り付けるいい方法はないものか。
こまったときは自作しちゃおう
この際自分に一番ピッタリ来るものを作ったほうが早いんじゃないか、ということで、自作しちゃいました。
自作したのは、これ。市販のクリアフォルダを加工して、ペンを差し込めるようにしました。その名も『ほぼ日手帳WEEKS専用ペンホルダー&クリアフォルダ』、ほぼ日手帳WEEKSにはポケットもないので、一石二鳥なのです。なお、「ほぼ日手帳WEEKS専用」と書きましたが、サイズを変えればもちろんどんな手帳、ノートでも合ったものが作れます。
以下、作り方を紹介します。
用意するもの
用意する材料はクリアフォルダだけ。道具はけがき用のペン(簡単に拭き取れるように水性)、定規、カッターナイフ。カッティングマットはあれば便利。あと接着剤を使ったのですが、これについては後ほど述べます。はい、これだけ。
図面、けがき
上図が図面です。僕が使おうと思っているペンは「SARASA CLIP」で、そのクリップを引っ掛けるようにしたので、ペンを掛けるループはそれ用に合わせています。お使いになるペンによって、位置や長さを調整してください。ポケットの形もお好みで。右図をクリックすると拡大図が出ます。
図面の右側が、もとのクリアファイルで閉じている側(開いていない側)です。下の写真もご参考に。
赤い点線の丸で囲んだ箇所は、図面では直角、鋭角に切り込んでいますが、ちぎれにくくするためにR(丸み)をつけた方がいいです。
クリアフォルダに線をけがきます。後で簡単に水で消せるように水性ペンで。
切り出し、組み立て
カッターナイフで切り出します。これでほとんど形は完成。
ペンループの部分は、10mm幅のベロを12mm長さの切り込みに差し込みます。後は、裏側に出てきたベロを接着するだけ。
ここで少々困ったことが。クリアフォルダの素材はポリプロピレンで、このポリプロピレンってやつは接着するのがちょっと厄介。ポリプロピレンに使える接着剤が必要です。今回はコニシボンドの「GPクリヤー」を使いました。ホームセンターで200円くらいで手に入ります(がこれだけのために購入するのはもったいないですね)。
接着剤がはみ出さないようにきれいに塗布するのには神経使いました。わざわざ接着剤を使うのが面倒だなと思われたら、ステープラでパチンと留めちゃってもいいです。僕はステープラの針が微妙に目障りになるかと思ったので、あえて接着にこだわりましたが。実際のところ、針はたいして気にならないはずです。
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白湯さんにコメント頂きました。
接着剤は使用せず、幅広の梱包用透明テープでベロ部分を留めればいいよ、とのことです。言われてみればそのとおり。テープ留めで充分ですね。ありがとうございました!
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完成です
出来上がりは最初の写真を。裏表紙の手前に挟みこんで使います。
クリアフォルダなのでちょっとしたものを収納できます。おまけの路線図を入れるとこんな感じ。
手帳に挟むとこんな感じ。手帳&ペンに合わせたオーダーメイドなので、ペンの位置も自分にしっくりきます。結構満足できる仕上がりになりました。