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読書は道楽! 『面白い本』

      2017/09/26

HONZやブログで精力的に活動されている面白本キュレーター成毛眞氏厳選の「面白い本」100選。氏が太鼓判を押すのだから、どれを取っても面白くないわけがない(はず)。紹介されている本の中で既読は何冊かあって、それらはもちろんすべて極上面白い。そんな経験からも、著者の感性をどっぷり信頼している(とぼくが言ったって屁の突っ張りにもならないけど)。

面白い本とはなにか?

100冊もの面白本がまとめてられているから情報価値高いことは間違いない。ただし、一つ注意する点がある。「面白い本」とはなにかということ。好みは人それぞれだからね。したがって、本書の肝は次の一文にあると思うのだ。

読書は道楽。そういう割り切りが大事だと私は思っている。成功するためにとか、何かの役に立つようにとか、目的をもって本を読むのはおカド違いというものだ。それではせっかくの面白い本も、面白くなくなってしまう。本を読むことに何も意味を求めない。純粋に面白ければそれでいい。それが私の読書の理想だ。

このご意見、ぼくは100%、一字一句同意です。
「読書は道楽」その通り!って考えの方は安心して成毛ガイドについて行ってください。面白い読書体験を満喫できます。

裏を返せば、成功するための本をお探しの方には「面白くない本」です。ここに挙げられている本にはライフハックはありません。時間管理術も営業ノウハウも人に好かれるテクニックもありません。
付け加えるなら、ノンフィクションばかりなので太宰も大江も村上もでてきません。だからピース又吉氏には面白くないかもしれない。

再度、読書は道楽と思う方にはもってこいの読書ガイドです。

面白い本を見つけるうれしさ

で、100冊の中にはぼくの読んでいない本もたくさん含まれている。これからそれらを読むかというと、何冊かは読もうと思っているが(『チェンジング・ブルー』とか『僕の脳を返して』とかね)、すべてを読もうという気は、著者には申し訳ないが、ない。100冊も紹介してくれてほんとにありがたいとは思うけれど全部をトレースするつもりはない。なぜか。本書を読んだらもうだいたい読んだなって気になっちゃったから。そしてもう一つ、これが肝心で、もっと面白い本を自分で探すのが楽しみだから。面白本を見つけ出したときのうれしさはとびきりだ。この理由なら著者も許してくれると思うし、本書はその手掛かりを与えてくれる。

じゃあこの本を何で読んだのかというと、成毛氏の本の紹介方を味わうため。というと聞こえは良いが、本の紹介の仕方についてヒントを得ようというスケベ根性で手に取った。意味求めてんじゃないか、という自己矛盾に対しては、「たまにはそういうこともある」と逃げておく。

最後におこがましい話ではあるが、面白かった本100冊を選んでみたことがある。その作業は楽しかった。自分ならではの嗜好をはっきりさせるのも一興なのである。そんなすぐびんの100冊はこちら

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