『北国シロクマノート』をスケッチ帳に
最近なんとなくお絵描きをしたい気分。絵が描けたら楽しいだろうなと、憧れがむくむくと沸きあがってきたのだ。身の回りのもの、風景とか小物とか食べ物なんかを描きとめる。写真もいいけど、絵が味わいあっていい。以前にもそんな気まぐれが生じたことはあったのだけど、いかんせん続かなかった。なんせ飽き性なものだから。今回は毎日描くと心に決めた。まずはちょこちょこ練習から始める。いつかはそれなりの作品を描けるようになるのを夢見て。とは言ってもそれほど時間を取るつもりはないし、無理はしない。なもんで、毎日描くとなるとちゃちゃっと仕上げねばならない。すなわち小さくて簡単な絵。
思い立ったらまずは道具ということで、通りかかったイオン幕張新都心の蔦屋でスケッチブックを物色した。スケッチブックといえばマルマンの『図案スケッチブック』が定番。それにしようかと思いかけたのだけど、いちばん小さいB6サイズでもどうも大きい。真面目に紙と向き合わなければならないような圧力を感じる。とにかくちゃちゃっと描きたいのだ。もう少し小さいのがいいような。
手帳もありだよな、と見回ってみると、ちょうどよさげなのがあったよ、ミドリの『北国シロクマノート(B7)』。サイズ90mmx130mmとなんとも手頃。描くことに負担をかけたくないという今の状況にぴったりだ。ただし‘ノート’だから紙は薄い。ステドラーのピグメントライナーを使うことにしているので、裏抜けしないかが気になる。あと滲み。店に置いてあったサンプルに試し書きして確認してみると、おぉー、大丈夫やん。100枚綴りなのでたっぷり描けるし。いそいそと購入。
初日、記念すべき1枚目にはシロクマノート自身を描いてみた。彩色は色鉛筆、uni アーテレーズカラー 12色(12色は無駄なこだわり)。描くき心地いいわ。さすがミドリのMD用紙!
絵の出来についてはなにも申すまい。ま、最初の一歩はこんなものだ。100歩あるけば少しは上達するだろう。頭の中にはすでに100枚描ききったノートのイメージが浮かんでいるぜ。グフフ。と言った端からいつまで続くかとても不安なのだが、こやってブログに書いてしまえば少しは強制力になる。気に入った絵が描けたら見せびらかすかもしれない。