カラースケッチの魅力にきっとハマる 『カラースケッチも3分』
2017/09/16
『スケッチは3分』の待望の続編、『カラースケッチも3分/山田雅夫/光文社新書』。ササッとスケッチを描いてみたいけどどうすればいいの?という方にはお勧め。買いです。
前作はモノトーンスケッチでしたから、やはりスケッチには色を付けたいと思うのは当然で、ちゃんとフォローしてくれました。
第1章 道具と手順
第2章 「色」の基本
第3章 スケッチの主題
第4章 明暗の表現
第5章 角度と視点
第6章 身近なモノを描く
第7章 食べ物を描く
第8章 風景や建物を描く
第9章 人物のいる風景を描く
第10章 広大な光景を描く
前半が要素技術、後半が実例となっています。当然ながらカラーの実例を踏まえて丁寧な解説がなされていますので、かなりわかりやすいです。とにかく短時間で仕上げるというスタンスですから、色づけは色鉛筆(水彩ではない)それもごくありふれた12色セットと割り切っている点もありがたい。なんせ色づけ1分ですから。
色音痴の私には、重ね塗りで望みの色を作り出すのに少々苦しみそうですが、単色に比べれば楽しさ倍増です。新しい色鉛筆が欲しくなった。
【関連記事】
- 求めていた絵の描き方の本 『スケッチは3分』