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さ、行け、尼寺へ 『ハムレット』

      2017/09/16

ハムレット / シェイクスピア(福田恒存 訳) / 新潮文庫
ハムレット (新潮文庫)

『海辺のカフカ』つながりで『ハムレット』を読んでみた。『海辺のカフカ』の中で大島さんに、

ベルリオーズは言っています。もしあなたが『ハムレット』を読まないまま人生を終えてしまうなら、あなたは炭坑の奥で一生を送ったようなものだって

とまで言われれば、試してみなければなるまい。そう、私にとってはシェイクスピア初体験なのだ。(ベルリオーズが本当にそんなことを言ったのかどうかは知らないし、もし言ったとしてもどんな意味で言ったのかも知らない。ハリエット・スミッソンに惚れたからシェイクスピアを褒めただけなのかもしれない。)

「シェイクスピアって結構面白いやん」というのが率直な感想。1600年にすでにこれだけのエンタテイメント作品が作られていたことを思い知らされました。亡霊によるおどろおどろしさ、ハムレットの苦悩と智恵、結末への期待感など、『ハムレット』の内容を知らない無教養が幸いして退屈することなく一気読みです。
誰でも名前はご存知のシェイクスピア、肩肘張らずにご一読してみては。

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