極上の冒険活劇 『K-20 怪人二十面相・伝』
2016/07/04
息子が『K-20 怪人二十面相・伝』を観たいというので、一緒に劇場へ。いやー、面白かった。日本映画としては極上の冒険活劇だ。
正直、観る前は『K-20』のことをほとんど知らなかったし、まったく期待していなかった。それがよかったのだろう、完全に予想を裏切られたことになる。
とにかくエンタテイメント要素のてんこ盛り。謎、成長、恋愛、騙し、肉体、ガジェット、別れ、……。帝都を駆け巡る金城武が滅法かっこよかったね(ちなみに街を直線で走り抜けるのはパルクールと呼ぶのだそうだ)。松たか子もまずまず。
もしpart2を創るのであれば、今度は期待してしまうので、よほどやないと満足でけへんなあ。
監督・脚本:佐藤嗣麻子
製作総指揮:阿部秀司、奥田誠治
原作:北村想
撮影:柴崎幸三
音楽:佐藤直紀
脚本協力・VFX協力:山崎貴
出演:金城武、松たか子、仲村トオル、國村隼、高島礼子、本郷奏多、今井悠貴、益岡徹、鹿賀丈史