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「ボディーブローのように効く」って簡単に使っちゃうけれど

   

昨日から妙に気になる言葉があって、それは「ボディーブローのように効く」ってやつ。ウェブサイトをまとめて見ていたら続けて目にして、フッと「ちょっと待てよ」と思ったわけ。

「ボディーブローのように効く」ってよく聞くし、使ったりもするんじゃないかな。後になってジワジワ効いてくる、影響が出てくるようなことに使います。例えば、

労働力人口の減少が日本経済にボディーブローのように効いている
― 白川日銀総裁

なんて使い方。

この比喩、わかったような気になってしまうのだけれど「ちょっと待てよ」なのです。何がというと、ボディーブローが後になってジワジワと効いてくることを実際に知っている人、体感した人はどれくらいいるのだろうかと。幸いなことに、ぼくは体感したことはない。白川さんだってないように推察する(あったらゴメン)。

比喩じゃなくてガッツり体験しているのはボクサーだろう。この場合は「ボディーブローが効いてくる」だな。でも彼らからどんなふうに効いてくるのか聞いたことないしな。

ボディーブローがどのように効いてくるのか知っている人はまれなのに、頻繁に使われる表現なのだ。理解していない言葉を使うな、などと目くじらを立てているわけじゃない。ただ、安直に使われていることが面白いなと気になってしまっただけ。

「ボディーブローのように効く」が最初に使われたのがどこなのか、誰が使ったのか、知りたい。

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