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毎日を特別にする56のヒント 『今日もていねいに。』

      2017/09/16

今日もていねいに。 / 松浦弥太郎 / PHP文庫
今日もていねいに。 (PHP文庫)

元来のずぼら、ぐうたら、ものぐさである。そこにさらに気分のむらが加わって、それらに拍車がかってしまった日にゃたいへんなことになる。歯を磨くのも風呂で体を洗うのも適当、机のまわり部屋の中は散らかる、仕事は雑にさばく、GTDって何のこと?なのである。なんと殺伐としてくることか。そして困ったことにそれが今なのである。

さすがにこの雑な暮らしから抜け出さなきゃならんな、と思い始めていたところに本書のタイトルが目に飛び込んできた。今日もていねいに。自分を叱咤してくれるような、立ち直らせてくれるような、なんともすがすがしくまぶしい言葉じゃないですか。

『暮しの手帖』編集長の松浦氏が語る、日々を新しく、日々を味わうための56のヒント。自分をととのえ暮らしの基本をつくる、人や社会とのつきあいに秩序と喜びを加える、生きていく知恵と楽しみを知る、今日という日をていねいにかさねる。

ちょっとした一歩でできるヒントもある。

家でも職場でも、自分の空間をきれいに整理しましょう。
きれいなところを、もっときれいにすることは、一つの創造です。

かなり厳しいヒントもある。

よく観察し、よく考え、ていねいに行う。これに勝るプロセスはありません。
自分という道具を選んでもらえるように、手入れをおこたらずにしましょう。

語り口はやさしい、でも目の奥はこわい。だから読んで少しシャキッとした。56個全部を一気に背負い込んじゃうと重たいので、ひとつずつ自分の中に取り込んで行こうと思う。1週間にひとつずつ、目に止まるように手帳に書きとめて。ほぼ1年、ゆっくりと。「今日もていねいに」ではなく「今日は昨日よりもていねいに」だな。まず手始めに取りかかったこと。乱雑な本棚の整理を始めた。机の上の余分なもの(要はゴミ)を捨てた。

 - 社会, 読書