すぐびん

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ブログを続ける! スランプを乗り越えるための3冊

      2017/09/16

ブログを続けていて、「もうやーめた」って放り出したくなることないですか?ぼくは何度もあります。

この「すぐびん」、前身の「Biiingo!!」を併せてると6年を越えました。時折散文を書きたくなる性分で、ブログなんて形態が登場する前から、いや、インターネットなんてなかった時代から、読書感想とかふと思いついたことを書きまとめてはいました。とはいえ、飽き性でむらっ気のぼくがよく続いているもんだと自分のことながら感心しています。ここで強調したいのは「続ける」ってところ。

この間、当然ながらが何度も、度々挫けかけています。記事が書けなくなったり、何でこんなことやってんだとバカバカしくなったり。要は気力が萎えちゃうのです。

やめちゃってもいいのです。誰に迷惑をかけるわけでもない。でも一方で、「死ぬまで、体力的に書けなくなるまで続けよう」って思いがある。やっぱり楽しいときがあるのです。ストレスのはけ口として、心の拠り所になっているのかもしれない。だから、面倒くさいなあと否定的な気分が漂ってきたら、無理やり書かずにちょっと休むこともあるけれど、なるべく早く復活したい。

そんなとき、ブログに疲れてきたなあと感じるとき、手に取る本があります。3冊。これらをパラパラめくっていると、じんわりとモチベーションが高まってくるのです。

[1冊目] あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方―これだけやれば成功する50の方法

あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方―これだけやれば成功する50の方法以前こちらでも紹介しました。
なんか感動までしちゃった 『あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方』

詳しくは上の記事を読んでいただければありがたい。そこに書いたように、本書はぼくにとって低きに流れた意志を汲み上げるポンプのような一冊。

ブログを立ち上げ、PVを増やしつつブログとどう関わっていくのかについて、心構えやノウハウが50項目ギューッと詰め込まれています。一言にしてしまえば「あたり前のことを真面目にやる」となっちゃいますが、著者OZPA氏の楽しそうな姿が見えてくる。熱意と真摯さがすべてのページから伝わってくる。そこがいい。25万PVなんて夢のような数字はひとまず脇に置いといて、地味でもよいのでブログを続けていこうと、へたったモチベーションを復活させてくれるのです。

[2冊目] 必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意

必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意

ブログを続ける秘訣があります。それはブログにさわり続けること、いじくるのをやめないことです。記事を書かなくたってかまわない。レイアウトを変えてみる、フォントを変えてみる、PVや読まれている記事を確認してみる。極端な話、自分のブログを読むだけでもよい。更新頻度や記事のクオリティなんてこの際忘れる。とにかくブログに触れること。これ大事。いじくっていれば愛着がわいてきて離れがたくなる。

本書は、そのいじくり方を人気ブロガーコグレマサト氏とするぷ氏とが、なんと100個も伝授してくれているのです。ありがたい。そのどれもこれもが具体的な行動。「情熱を持て」なんて蹴飛ばしたくなる精神論はない。「これをこうすればいいよ」というアドバイス。中にはハ―ドルの高いものもあるけれど、例えば#48「「ツイート」「いいね!」「+1」ボタンを設置する」なんて簡単にできちゃいますよね。とにかく役立ち度の高い一冊。

[3冊目] 中の人 ネット界のトップスター26人の素顔

中の人 ネット界のトップスター26人の素顔

超メジャーブロガーが発想やブログへの姿勢をどっさり語ってくれるインタビュー集。超メジャーブログと書きながら、ぼくが見たことないブログばかり。愛読しているのはココロ社さんのみ。あとはネタフルを時々見るくらい。
そんな、好みも地位もぼくには無縁の管理人さんたちだけれど、その内実のバラエティを知るのは面白い。経歴もスタイルも取り組み方も様々なブロガーさんたちだけれど、やはり共通しているところはあって、自分自身が楽しんでいる(ウヒウヒとかニンマリとか)ことと、読者を楽しませようとしていること。あたりまえか。加えて、皆さんよーく戦略を考えつつも、ブログに対する姿勢は飄々として見えるところかな。

人気ブロガーのやり方を真似よう、参考にしようって気はさらさらない。ただ面白がっている人の話は、読んでいるこちらをワクワクさせる。ぼくも楽しまなきゃ損だな、と改めて気づいて、ヨッコラショっと腰を上げることとなる。それだけで充分。

以上、ブログ書くのにお疲れ気味の方へのお勧め本でした。

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